さくらいかなものてん桜井金物店

桜井 順子さん

座右の銘　「継続は力なり」

鍋や包丁、大工道具にプロの目利きが光る

先代が昭和22（1947）年に創業したお店を、30年ほど前に受け継いだ店主の桜井順子さん。店内には鍋やスプーンといったキッチン用品のほか、金づちや釘、キャンプで使う飯盒（はんごう）など多彩な商品が並びます。中でもイチオシは包丁。桜井さんは「金物屋の包丁は、切れ味が良いのは当たり前。手入れのアドバイスもできるので、長持ちするのよ」と熱く語ります。大型量販店に押されて昔ながらの金物店が少なくなってきた時代に、女性ならではのきめ細やかな接客で一筋に看板を守っています。